行政書士 秋間大輔の 相続手続を応援するホームページ
タイプ別 相続手続の進め方
 こんにちは。相続コンサルタント・行政書士の秋間(あきま)と申します。
 このページでは、
「できるだけ、自分で相続手続をやってみよう」という方のために、
『タイプ別 相続手続の進め方』というお話をさせていただきます。
無料でご覧になれますので、ご安心ください。

 あなたが、相続手続を進めようとして、
インターネットを調べたり、役所でパンフレットをもらったりすると、
「相続手続の一覧表」というようなものを目にすると思います。
(私も、このホームページの中に、「5分で分かる相続手続の話」という
 無料のページを設けていますので、興味のある方は、ご覧ください。)


 このような、「相続手続の一覧表」をご覧になると、普通の方は、
「これを、順番にこなしていけばいいのか。」と思いますよね。

 しかし、実は、相続手続の進め方には 「3つのタイプ」があり、
それぞれのタイプに合わせて手続を進めていかないと、
失敗のおそれが大きいんです。

 特に、「できるだけ、自分で相続手続をやってみよう」という方にとっては、
ご自分のタイプを、事前にしっかりと頭に入れておかないと・・・
(1)自分でできないことを、無理に自分でやろうとして、
   時間と労力を無駄にした上、
   取り返しのつかない結果を招いてしまったり、
(2)自分でできることを、わざわざ高いお金を払って、
   専門家に頼んでしまう

・・・という、2つの危険があります。

 そこで、このページでは、その「3つのタイプ」の内容と、
「タイプ別の、失敗しない相続手続の進め方」について
お話ししていきます。

 まず、ここにいう「3つのタイプ」とは・・・
@『資産家』タイプ  A『争 族』タイプ  B『一 般』タイプ
・・・の3つです。

 このうち、@資産家タイプとは、
遺産の額が一定以上の高額であるために、
「相続税の申告」が必要になるタイプをいいます。
細かい条件によって違いはあるものの、
一応の目安として、 遺産総額1億円以上の方は、
このタイプにあたると思ってください。
(全相続件数の約5%が、これにあたります。)

 次に、A争族タイプとは、
相続人の間に明らかに争いがあり、裁判所に行かないと解決しない
というタイプです。
(全相続件数の約1%が、これにあたります。)

 最後に、B一般タイプとは、
(1)遺産の額が高額でなく、かつ、
(2) (いろいろ言いたいことはあるにしても) 裁判所に行くほどの争いはない、
というタイプです。
(全相続件数の約94%が、これにあたります。)

↓ 相続手続の進め方から見た『3つのタイプ』 ↓
@『資産家』タイプ
遺産の額が高額(約1億円以上)であるために、
「相続税の申告」が必要になるタイプ
A『争 族』タイプ
相続人の間に明らかに争いがあり、
裁判所に行かないと解決しないタイプ
B『一 般』タイプ
遺産の額が高額でなく、かつ、
裁判所に行くほどの争いはないタイプ

 これらのタイプによって、相続手続の進め方は、まるで違ってきます。

 どういう点が違ってくるのかと申しますと・・・
(1)自分で手続を進めることができるか?
(2)専門家に依頼する場合の、専門家の種類
(3)専門家に依頼する場合の費用
・・・の3点が、大きく違ってきます。

 まず、@資産家タイプは、
「相続税の申告」が必要になるため、相続手続全体について、
最初から、遺産の厳密な鑑定評価など、
「相続税の申告」を念頭に置いた準備が必要になります。
 そのため・・・
(1)自分で手続を進めることは、 かなり難しいといえます。
(2)専門家に依頼する場合は、
   税金の専門家である「税理士」に依頼するのがよい、
   ということになります。
(3)専門家に依頼する場合の費用は、
   大体、100万円以上かかると思っていただいた方がよいでしょう。

 次に、A争族タイプは、
家庭裁判所への「遺産分割調停」又は「遺産分割審判」の
申立てが必要になるため、相続手続全体について、
最初から「調停」又は「審判」を念頭に置いた準備が必要になります。
 そのため・・・
(1)自分で手続を進めることは、 かなり難しいといえます。
(2)専門家に依頼する場合は、
   裁判所の手続の専門家である「弁護士」に依頼するのがよい、
   ということになります。
(3)専門家に依頼する場合の費用は、
   大体、50万円以上かかる場合が多いようです。
   (もちろん、事件が複雑化・長期化すれば、
    その分、費用は多くかかります。)

 最後に、B一般タイプは、
「相続税の申告」や「遺産分割審判・調停申立て」の必要がないため・・・
(1)自分で手続を進めることは、決して簡単ではありませんが、
   必要な情報を集め、労力をかければ、
   多くの部分は、何とか自分でできる、といえます。
(2)専門家に依頼する場合(どうしても分からないことを聞く等の場合)は、
   ○ 相続手続全体については、
      行政手続・法的書類作成の専門家である「行政書士」に、
   ○ 不動産登記申請については、
      登記申請の専門家である「司法書士」に、
   それぞれ相談するのがよい、ということになります。
(3)専門家に依頼する場合の費用は、
   ○ 相談のみなら、1回5,000円〜1万円程度
   ○ 書類の作成・提出まで依頼しても、10〜20万円程度
   で済みます。

 以上の話をまとめると、次のようになります。
↓ 『3つのタイプ』別 相続手続の進め方 ↓
タイプ
(1)自分でできるか?
(2)専門家
(3)依頼の費用
@『資産家』
かなり難しい。
税理士
100万円以上
A『争 族』
かなり難しい。
弁護士
50万円以上
B『一 般』
時間と労力をかけて
頑張れば、何とかなる。
行政書士
(司法書士)
相談(1回)
⇒5,000円
 〜1万円
書類作成
⇒10〜20万円
 程度

 最初に申し上げたとおり、このホームページは、
「できるだけ、自分で相続手続をやってみよう。」
という方を応援する、という趣旨のページなのですが、
もし、あなたが『資産家』タイプ 又は『争族』タイプにあたるのならば、
以上にお話ししたような理由から、最初から全体的に、
税理士さん・弁護士さんに依頼されることをお勧めします。


 これに対して、あなたが『一般』タイプだという場合は、
「自分でやっても、頑張れば何とかなりそうだ。
 とりあえず進めていって、どうしても分からないところが出てきたら、
 行政書士さん・司法書士さんに聞けば大丈夫だろう。」

と思っていただいて良いと思います。

― 「タイプ別 相続手続の進め方」のお話は、以上です。
 いかがでしたでしょうか?
 以上のお話が、多少なりともあなたのお役に立てば幸いです。